
SDGsと不動産! 環境に配慮した住宅選びのススメ
SDGsと不動産!
環境に配慮した住宅選びのススメ
地球に優しく、未来を育む住まい選び
なぜ今、SDGsと不動産が結びつくのか?

近年、「SDGs」という言葉を耳にする機会が増えました。SDGs(持続可能な開発目標)は、国連が提唱する2030年までに達成すべき17の目標で、地球上のあらゆる課題解決を目指しています。
「SDGsと不動産って、どう関係があるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は、私たちが住む家や利用する建物は、SDGsの目標達成に大きく貢献できる可能性を秘めているんです。
例えば、建物の建設や解体には多くの資源が使われ、大量のCO2が排出されます。また、日々の生活で使うエネルギーも、地球環境に影響を与えています。
だからこそ、環境に配慮した住宅を選ぶことは、SDGs達成に向けた私たち一人ひとりができる重要なアクションなのです。
環境に配慮した住宅選びのポイント

では、具体的にどのような住宅が環境に配慮していると言えるのでしょうか? いくつかポイントをご紹介します。
1. 省エネ性能が高い住宅を選ぶ
高い断熱性能や気密性を持つ住宅は、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を保てます。これにより、冷暖房の使用量を大幅に減らすことができ、光熱費の削減にもつながります。
例えば、「高気密高断熱住宅」や「ZEH(ゼッチ:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」と呼ばれる住宅は、まさにこの省エネ性能が高い住宅の代表例です。ZEHは、高断熱・高気密に加え、太陽光発電などの「創エネ」設備も導入することで、年間で消費するエネルギーを実質ゼロにすることを目指した住宅です。
2. 再生可能エネルギーを活用する
太陽光発電システムを導入することで、自宅で電気を作り出すことができます。これにより、電力会社からの購入電力を減らし、CO2排出量の削減に貢献できます。また、余った電気を売電することで、家計の助けにもなります。
3. 長く住み続けられる耐久性・メンテナンス性
建てては壊す「スクラップ&ビルド」は、建築資材の大量消費や廃棄物排出につながり、環境に大きな負荷をかけます。そこで、長く大切に住み続けられる住宅を選ぶことが重要です。
耐久性の高い建材を使用したり、将来のライフスタイルの変化に合わせて間取りを変えやすい「可変性」のある設計を取り入れたりするのも良いでしょう。国が推進する「長期優良住宅」は、劣化対策や耐震性、維持管理のしやすさなど、長く住み続けるための基準を満たした住宅です。こうした住宅は、環境負荷を低減するだけでなく、資産価値の維持にもつながります。
4. 自然素材・地元の木材の活用
新建材ではなく、無垢材や漆喰などの自然素材を積極的に使用した住宅は、化学物質の放出が少なく、健康面にも良い影響を与えます。また、地域で育った木材(地域材)を家づくりに活用することは、輸送にかかるエネルギーを削減し、地元の林業や経済の活性化にも貢献できます。
環境に配慮した住宅選びは「未来への投資」

環境に配慮した住宅を選ぶことは、初期費用が高くなるケースもあります。しかし、長い目で見れば、光熱費の削減や建物の長寿命化、健康的な生活など、様々なメリットがあります。
また、SDGsへの意識が高まる現代において、環境性能の高い住宅は資産価値が向上する可能性も秘めています。これは、まさに「未来への投資」と言えるのではないでしょうか。

SDGsは、私たち一人ひとりの暮らしと密接に関わっています。住宅選びという大きな決断の際に、少しだけ地球環境に目を向けてみる。その小さな意識が、持続可能な社会の実現へ向かう大きな一歩となるはずです。
ご自身のライフスタイルやご予算に合わせて、ぜひ環境に配慮した住宅選びをご検討ください。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。お客様の理想と地球環境への配慮を両立する住まいづくりを、私たちがお手伝いさせていただきます。
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